家をつくることばかりに集中して疲れ気味のあなたに
ほんのちょっとの休憩タイム
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●デザイナーズ住宅 片流れの屋根にガルバリゥムの外壁を用い、内装に無垢の木を用いた普通の家。
●住宅展示場 主に南道路を想定し、中央に玄関を設けた大きいだけが取り柄の家。
●坪単価 建物本体工事、附帯工事、設備工事、吹き抜け、バルコニーなど、一体どこまでを含めて言うのかその基準すら曖昧な数字のマジック。
●健康住宅 一度その「こだわり」という呪縛にとらわれると精神と経済的健康さえ失いかねない恐ろしい呪文。
●抗菌仕様 私たちの身の回りから一切の雑菌を排除することにより人間の免疫を奪う恐ろしい仕様。事実、海外旅行でお腹をこわすのは日本人が最も多いそうです。
自らの呼吸(窓の開け閉め)を拒む、人工呼吸(24時間換気)システム
(いつからぼくたちは人工的な環境に閉じこもってしまったのだろう。冬の寒い朝、窓を開けて深呼吸するのも忘れて・・・)
●高気密・高断熱
●自然素材 香り・質感・雰囲気・安全、いずれをとっても秀でた自然の恵み。 但し使用できるのは、自然の意味を理解できる精神的余裕のある大人に限られている。
子供に風船やおもちゃをくれる笑顔の素敵な人。契約前までは建主のために何でもしてくれる苦労人。
●住宅メーカーの営業マン
●ツーバイフォー工法 安価な割には耐震・耐火性に優れることが今になって広く認知され、もっと早くから手掛けとけば・・・と建売業者は後悔している。
●見積書 利益を納得させるための理由書。
●実施設計図 工事店や職人に勝手なことをさせないための手かせ、足かせ。
●外断熱 地元工務店が生き残りを賭けた唯一のテーゼ。松井修三の布教活動により信者は急速に増えたが、生き残ったのは著者、松井修三と発行元の三省堂のみ。 ブームが色褪せた今では工務店は他の宗教を模索し、建築主は高い代償を払い、南国でコートを着ながら、人工呼吸器をつけて暮らしている。
注:外断熱工法は特殊でコストのかかる工法ではありません。むしろ寒冷地においては極めてポピュラーな工法とも言えるでしょう。ブームの時は、けっこういい値段を言う工務店が多かったようですね・・・
●床暖房 一度その快適さを味わうと、止めることの出来ない冬のヘロイン。 一方で熱源を電気にし、居間のみに施工した場合は、ほとんど使うことのない床の肥やし。
●カタログ 自由な選択と言う言葉の檻に閉じ込められたA4サイズ数10ページの狭小世界。
●銀行 規制緩和の下で金利の自由化とサービスを訴えるのは名ばかりで、依然として職業・年収・担保でしか融資判断のできない超差別社会。
●プランニング 設計事務所   幼児のお絵かき (そうありたい・・・)
ハウスメーカー   中学3年生の作文
工務店       期末試験のカンニング

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